「人が自然から生まれた生き物なら人が出すゴミや毒も自然の産物ってことになる。このまま人間が住めなくなったとしても、それはそれで自然がバランスを取った結果ということなんだろう。」
「自然に慈悲なんてものはない。」
出典
- アニメ：ガンダムユニコーン RE:00906 第11話
- 制作：サンライズ・メ～テレ
- 発言者：スロベア・ジンネマン
アニメ・シーンの概要
以前にもご紹介したガンダム・ユニコーンより。
戦闘後、地球の引力に引っ張られ、地球に不時着、ガランシェール隊に救出されたバナージをつれ、60km先のオアシスまで歩いていく道中の野営中にジンネマンが発した言葉です。
つがらーの思うこと
地球温暖化や砂漠化、地震や洪水などの自然災害、そしてやっと少し落ち着きを見せ始めた新型コロナウイルスの世界的流行。コロナについては一部どこぞの国の陰謀だなどという意見もありますが、今のところそれを証明するに足る証拠はでていません。
結局言えるのはどれも自然の猛威であるということで、しかもそれらの原因となっているものとして、温室効果ガスなど、人間の営みの結果として生じた物質が指摘されているということです。
そう考えると今回の新型コロナウイルスにしても、人の生活の影響を受けたことによって、ウイルスが進化した結果、つまりウイルスにしてみれば自らが生き残るための進化でしかなく、まさしく「自然がバランスを取った結果」とも考えられます。
そして「自然に慈悲はない」ので、人を選ばず感染する。だからこそ外出の自粛、人との接触を減らすなど、できることをして対応するしかない。
これほど便利な世の中になっても、人が天候や地殻変動をコントロールすことはできず、それほどに自然とは強力であり、ある意味「人も自然から生まれた産物」だとすれば自然を自由自在にコントロールするなど無理なのかもしれません。
自然相手だと考えれば、外出の自粛や職場環境の変化などによって生じたストレスを発散するために、医療従事者や物流関係者をはじめとした人の生活を支えるために働いている他人を攻撃することに何ら意味はないことに気が付けるのではないかと思います。そのようなことをしている人がいるという悲しいニュースを見るたびに、それが無意味であることを理解して欲しいと、心から思います。
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