わだばこおもう~つがらーの雑記ブログ~

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行動を正当化した”つもり”でいるうちは、きっとコロナは収まらない。

読者の登録いただいている皆様、お久しぶりです。つがらーです。

半年以上ぶりの更新になってしまいました…。

引っ越しやらなにやら私生活、仕事ともにとにかく色々あり、まっっったく更新できずにいました…。いやはや、ブログは1年続かないというのがザラとは聞いていましたが、確かに難しい。

とはいえ、忘れていたわけでもないので、今後も気ままに更新しようと思います。

 

さてさて、結局コロナは収束の気配がないどころか、過去最大の感染爆発状態…。

パラリンピックはまだありますが、一応オリンピックは終わりましたし、感染者数が増え続ける現状に対しての危機感も生じて感染者数が減ればいいのですが、最近の動向を見ていて非常に気になることがあるので記事にしてみます。

 

 

結局コロナが収束しない原因なんていうのは、言うまでもなく人の行動。

これは自明の理です。

ではなぜ緊急事態宣言や蔓延防止が適応されようが、なぜ行動が収まらないのか。

よく緊急事態宣言や蔓延防止がだらだら続いてるせいだとか、強制力がないからだとか聞きます。確かにそれもあるでしょう。

でも本質は違って、そういう行政の呼びかけに耳を傾けない人が多くなった

 

ただそれだけの話です。

 

始めて緊急事態宣言が出された時はすごく人の行動が抑制されたじゃないですか。

一番の問題は、最近の多くの人々の行動原理が「コロナが怖いから」ではなく、「政府のいうことは信用できないから」という反政府感情によるものになってしまっていることでしょう。

確かに政府の対応には自分も問題があると思います。

ただ、ちゃんと根本に立ち返って考えれば、政府の人間が噴射機とかを使ってコロナウイルスをばらまいているわけではないですよね。

ウイルスばらまいているのは他でもない、ルールや指示を守らず、大人数でマスクなしで騒いだりするなどリスクが高いと言われている行動をしている人なんですよ。
しかも気づいているのかいないのかわかりませんが、そういう行動の理由の多くは「政府のいうことが信じられない」とか「言うことを聞く気にならない」とかいう反政府感情そのもの。

でもこれ、正当化した”つもり”になっているだけで、実際にはルールを守らないという行動を全く正当化できていないんですよね。

 

反政府感情はすごく理解できますし、私も人に会食をするなと指示しておきながら、会食をしている政治家などに対しては怒りを覚えます。
国民の信頼をなくすようなしている政府に問題があるのも確かです。
しかし、政府が行っている”自粛要請”それ自体は間違ったものではないんです。
それは初期の頃の緊急事態宣言が証明しています。

つまり、反政府感情ではルールを守らないことは正当化できないんです。

 

さらにぐうの音もでないことを言えば、多数決の原理とは言え、そういう政治家を選んだのは我々国民…。

結局理論的でない行動の結果はすべて自分達に返ってくるわけです。
飲食店に行くのだって別にそれ自体は悪くない。
ルールを守らずに飲食したりイベントに行って密になることで感染が広まれば、いつまでも時短要請は終わらないし、イベントの開催もできなくなるだけ。
withコロナとかいって、常にコロナを気にかけた生活をしたいんでしょうか。


しかも今最悪なことがもう一つ。

感染者の多くが若い世代ということです。
高齢者が多かった頃は、もともと何かしらの基礎疾患を持っていることが多い世代なので、医療が逼迫すれば入院したくてもできないとか、待ち時間が長くなるとか、予約が取れないとかいろんな形で自分達にしわ寄せが来るのを実感し、行動の抑制につながったでしょう。
しかし若い世代は基本的に病院にかからない世代なので、そういう実感は生じにくい。せいぜい自分や自分の親しい人がそういう目にあって初めて実感する程度でしょう。
結果、医療逼迫の声も行動抑制につながりづらい。

結局このままいけば海外からみた日本の評価は
「国民の支持を取り付ける行動をできない政治家と、国の指示をまともに聞くこともできない国民が集まった結果、コロナが感染爆発を引き起こした愚かな国」
になるのではないかと思います。
考えるだけで滅入ってしまいます。

 

早く行動を正当化した”つもり”になることをやめ、感染拡大を防ぐために正しい行動をする人が増え、コロナが収束するのを願うばかりです。