わだばこおもう~つがらーの雑記ブログ~

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医療崩壊の原因は感染者増加によって病床が逼迫することだけではないよね。

こんにちは。つがらーです。

 

本日も相変わらず東京は200人超え…。

 

このままではおそらく200人を割ることはないでしょうし、突然100人前半程度に減ったら、先日の70人からの200人オーバー+最大人数更新の悪夢再来で、翌日には400とか500とかいう数字を叩き出しそうで怖いですね…。

 

さて、皆さんこの記事は見ましたでしょうか?

news.yahoo.co.jp

 

おそらく、よく私のブログを見て共感してくださっている方々は、私と同じく、

医療関係者として反省しないといけない部分はあると思うけど、一方的にその行動を責めたりはすべきでない

と思って下さるのではないかと思います。

 

コメント欄もこの看護師の行動についてある程度理解を示す人と、医療従事者としてありえないとばっさり切る人とが混在。

 

まぁそれはそうですよね。

 

そしてこのニュースをみて私が思ったのは、まさにタイトルにしたように、

医療崩壊の原因は何も感染者の増加とそれに伴う病床の逼迫だけではないな

ということでした。

 

巷でも医療関係者は常にコロナ感染と隣り合わせであり、過酷な環境であることは言われています。ただ、一方であまり言及されていないこともあります。

 

それは医療関係者は緊急事態宣言が解除されたり、外出自粛要請が解除されたりしても、一般人と同じようにすぐそれが反映された生活は送れないということです。

 

特に今回ニュースになった看護師さんがいたような大きな病院であればあるほど、その傾向が強くなるようです

結局、拠点となる病院ほど院内で感染が起こると関係者も多い上に、その地域において果たす役割も多いため、医療体制に与えるダメージが大きいからですね。

 

つまり、外出自粛要請等を私生活においても一般人と比較して、長く、厳しく守らざるを得なくなるということです。

 

しかし医療従事者だって人間です。

一般人がストレスを感じることでストレスを感じないことはありませんので、外出自粛がつづけばストレスを抱える場合もある。

 

加えて仕事上感染のリスクは常に高い

感染対策に使うプラスチックエプロンやガウンといったものも確保が難しくなって、雨合羽で代用するなんていうことも起きていると聞きますし、そうやって本来の用途ではないものを使い続けることになること自体、ストレスの原因になりそうです。

 

ここにさらに

  • 保育園へ子供を預けるのを拒否される
  • タクシー乗車を拒否される
  • コロナ患者さんがたまたま受診したというだけで窓ガラスを割られたりといった物理的な攻撃を病院が受ける(自分の地元の病院で本当にあった話)

などの迫害を受ければそのストレスは半端ではありません

 

元々「人助け」ということに魅力を感じ、そのために働いている方々ですから、その精神は強靭なものがあると個人的に思います。

 

とはいえ、いつまでも新型コロナの収束が見えない状態が続き、加えて下記の記事が本当か否かは別として、実際病院の経営状態が悪化したというニュースは以前あったわけで、今後それにより給料まで減額などされるようになれば、確実に精神がすり減ります。

《コロナ医療体制は大丈夫か》東京女子医大で看護師400人が退職希望「ボーナスゼロ、給料減額では最前線で働けない」悲痛告白

 

医療従事者だって「人のため」という善意をもって働いているとはいえ、それを生業としておりボランティアではありません。日々生活をするためにお金が必要になり、当然我慢にも限界があります。

 

よってこのまま感染者の増加が続き、新型コロナの収束が見えない状態が続けば、医療従事者の精神がすり減り、退職者が続出する場所がでてきたりしかねません。そうなれば病院の経営は一層厳しくなります。

 

加えて我々の身近にある個人の小規模の病院は、1事業者と同じですから赤字が続けば倒産、すなわち閉院だってあり得るわけで、そうやって小さな病院がなくなっていくと、我々は気軽に受診できる身近な病院、かかりつけのお医者さんを失っていくことになり、連鎖的に医療体制が崩壊していきます。

 

連日、特に東京で増え続ける新型コロナの感染者について、医療は病床があって逼迫いてないとかいう議論をよく聞き、まるでそれさえなければ医療崩壊はない、大丈夫といっているようですが、上記のように考えたら決して医療崩壊の原因はそれだけではなく、医療従事者への攻撃って相当にまずいことがわかるのではないかと個人的に思います。

 

さらにちょっと脱線していえば、医療だっていわゆる医療従事者だけでなりたっているわけではなく、病院の清掃をしてくれる清掃員さんや、夜間警備などを担当してくれる警備員さんなどはもちろん、医療従事者が食べる食事を提供する各飲食店、コンビニや食材を提供するスーパー等々どんな人の生活もお互いにリンクし、助け合って成立しています。

 

どれかが休業に追い込まれたり、新型コロナへの恐怖心で病院への協力が滞ったりすれば結局しわ寄せが起こり、それが医療体制を崩していく原因にもなりかねません。

事実こんなニュースもありました。

www.yomiuri.co.jp

 

しかもこれからは台風等による自然災害も予想される…。すでに発生もしてしまっているのに…。

こんな状態で大規模災害が起きて、さらに医療の需要も拡大したら本当に対応できるのでしょうか…。

そうなったらまた感染者の急増時のように、「(新型コロナウイルスの感染拡大に加えて)大規模災害が起こるのは想定外だった」とでもいうのでしょうか。ここ数年災害続きな上、元々自然災害が多いこの国に何年も住んでいるはずなのに…。

 

医療関係者の方々には本当に頭が下がります。

 

そして医療を守る、ひいては我々の生活を守るために、新型コロナウイルスの感染拡大阻止は何よりも優先されるべき事項だと思うのは私だけでしょうか…。

 

はたして本当にこのままの状態で感染拡大阻止がいつかできるのか、現状が真の意味で経済を回すことに本当につながるのか、医療は逼迫せずに維持されていくのか。政治家ではありませんが、冗談抜きで心配になる今日この頃です。

 

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

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