わだばこおもう~つがらーの雑記ブログ~

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COCOAの普及率を人口構成を考えて概算し、普及しない理由を考えてみた。

 こんばんは。つがらーです。

 新型コロナウイルス感染拡大が本当に止まりませんね…。

 東京は魔都になりかけている気が(笑)

 

 さて昨日、COCOAを使おう!という記事を書きましたが、

 

 せっかくなので、本日7/1の時点でどのくらい普及しているのか考えてみました!

考えるにあたり、COCOAはスマホ専用のアプリでガラケーには使えないこと、実際にダウンロードできると考えられる人の中で、どのくらいの人がダウンロードしているのかを考えるべきだと思ったので、以下のような手順と考え方で計算してみます!

 

 まず、総務省統計局による人口統計を見てみると、

 2020/6/1時点での総人口(概算値)は

1億2593万人

出典:「人口推計」(総務省統計局)

www.stat.go.jp

 

 ですが、実際のところ携帯端末の保有率が50%を超えるのは小学校高学年くらいからが多いようですし(下記サイト参考)、

time-space.kddi.com

 

 「人口統計」は5歳刻みでの発表なので総人口からそもそも携帯端末を使用していない可能性が高いと考えられる10歳未満を除外します。

 また、携帯端末は持ってはいるかもしれないが、スマホではない可能性が高く、仮にスマホでも使いこなすのに難渋し、ダウンロードが難しそう、さらに行動範囲も年齢的に限られがちになってくると予想できるという理由から、75歳以上も除外へ

2020/6/1時点でのそれぞれの概算値は

0~4歳 471万人

5~9歳 505万人

75歳以上 1867万人

 出典:「人口推計」(総務省統計局)より一部抜粋 

人口推計 各月1日現在人口 月次 2020年6月 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

 

 すると、今回対象とする「10歳以上74歳未満の概算人口」

12,593-(471+505+1867)=12,593-2,843=9750万人

となります。

 

 さらにスマホ、ガラケー含めた携帯端末の個人普及率は

2017年で84%

出典:総務省情報通信白書より一部抜粋

総務省|平成30年版 情報通信白書|情報通信機器の保有状況

 

 COCOAは最初に述べたようにそもそもスマホ用のアプリですので、さらにスマホの普及率を考慮します。下記サイトによると

2019年で85%

marketing-rc.com

 

 総務省の携帯端末の個人普及率は3年前のデータであり、今回の考察では75歳以上も省くことにしたので、ここでは携帯端末の個人普及率90%と仮定します。

 ということで、「スマホを使っている10歳以上74歳未満の概算人口」

 (9750×0.9)×0.85=7,458.75

 四捨五入して7,459万人

 

 となります。

 

 つまり10歳以上75歳未満の人が1人1台、個人でスマホを使用しているとして、全員がCOCOAを導入してくれたとすれば7,459万件のダウンロード数になると考えられます。

 

 で、実際のCOCOAのダウンロード数は

 7/1(本日)17:00時点で約489万件

出典:新型コロナウイルス接触確認アプリ COVID-19 Contact-Confirming Application|厚生労働省

 

 とのことですから、概算普及率は

 (489÷7,459)×100=6.555~

 ということで

 

 約6.6%

 

 ですね。

 

 って

 

 低!!!

 

 ドン引きするくらい低い…。

 正直1割くらいはどれだけ低くても行くかなと思っていたのですがね、甘かった(笑)

 

 ちょっと余談ですが、東京都の人口は5/1の推計で1,400万人を超えたようです。

 東京都の人口(推計)トップページ

 人口の年齢構成についてはわかりませんでした。

 コロナ騒動の渦中にあるにも関わらず、人口が増え続けるという不思議…。

まぁこれでは感染コントロールなどままなりませんね。

 仮にCOCOAの現在のダウンロード数が全部東京都内だとしても半数にも満たない状況です。

 

 

 ということで、話を本題に戻し、どうしてこんなにダウンロード数が低いのかを考えてみたのですが

 

 やはり一番はマーケティング不足でしょうね。

 

 ダウンロードした方はわかると思うのですが、ホームの画面に「本アプリ」を広めましょうという項目はあります。

 

f:id:Tsugarian:20200701223320j:plain

 

 しかしこれだけ。

 

 私が昨日の記事の結論で書いたような、

このアプリを利用すべき、してほしいという理由

アピールが足りなすぎる

 

 利用するメリットは一応書いてあるんですよ、公式サイトには。

 こんな風に。

 

f:id:Tsugarian:20200701221652p:plain

 小っさ!!!


 ここ、超重要ですよね?

 それを目立たなくちょこって書いてあるって意味あります??

 

 マーケティングとか全くの専門外、ど素人ですけど、そんな私から見ても疑問がわくレベルです。

 

 しかも、政府にしても、今日官房長官の会見も昼頃にあったりしたのに、宣伝の一つもしたのでしょうか?

 

 リリースした時にだけ宣伝して、利用者が勝手に増えるなら、マーケティングって概念いらんし、誰も苦労しませんよね。

 

 自分も1ユーザーとして使用者が増えてほしいと思っており、普及率概算してみましたが、これだって本来政府がやって、それを把握して宣伝すべきなのではないかと正直思いました。

 自分の計算方法が正しいかは別として…。

 

 前記事にあるような、アプリに対する不信感などもまぁ影響しているのだとは思うんですが、実際のところ噂的内容も多いし、やはり利用を推奨するならもっと政府としてそういったデマを払拭する努力をし、アプリを宣伝しないといけない気がしてきました…。

 ※デマの一例:「電源消費が大きくなる」
  ⇒技術的にもその点は考慮されていますし、実際使用してみても明らかに電源消費
   が大きくなった感は全くないです。

 

 以上、つがらーでした!

 少しは面白い記事になったかな??

 

 最後までお読みいただきありがとうございました!