どうも、つがらーです。
記事更新がなかなかできずに気が付いたらもう11月ですね…。
さて、人気絶頂、社会現象にもなっている「鬼滅の刃」。
読者の皆さんの中にも映画はもちろん、アニメや漫画をご覧になった方は多いのではないかと思います。
私はちなみにアニメと映画は見ていますが、漫画は読んでおらず、流れにのって最後まで映像化されないかなぁなどと都合の良いことを考えています(笑)
それはそれとして、人気であるからこそなのか、最近「キメハラ」という言葉が出始めましたね。
上記記事にも紹介されていましたが、鬼滅の刃について、アニメや映画を見たか、漫画を読んだかを聞かれること、視聴や読書を薦められることをハラスメントというのは、正直言い過ぎだと私も思いました。
そう思う理由を以下に上げてみたいと思います。
そもそもハラスメントとは?
ハラスメントとは――定義と対策、法律を学び「何でもハラスメント」を防ごう - 『日本の人事部』
ググった際の上位2サイトですが、まぁやはり単的には「嫌がらせ」ですね。
受けている側に不快な思いをさせたり、不利益を与える行為で、ハラスメントをしている側が意図的であるか否かは関係なし。
ただ客観的に見て正当化できる場合にはハラスメントとはされないというポイントもありますね。
同調圧力とかいうけど…。
上記キメハラに関する引用サイトにて「同調圧力」 という言葉がありましたが、
地域共同体や職場などある特定のピアグループ(英: Peer group )において意思決定、合意形成を行う際に、少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わせるように誘導することを指す。
そうです。
これに照らし合わせれば、鬼滅が好きか否かに関して、好きと言え!などと行動変容を促され、脅迫されるようなら同調圧力があると言えるのでしょうが、別に仕事じゃあるまいし、そもそもそんな場面あるんでしょうか?
ただ何となく空気読んで「嫌い」「興味ない」と言いにくいというだけでは、同調圧力を受けているという表現は誇大表現なように思えます。
見ていない、読んでいない、好きじゃないと言うことによってどんな被害を被るのか
鬼滅に否定的な意見を言ったら、
- 露骨に避けられる。
- 仕事を理不尽に押し付けられる。
- 「何で見ないの?ねぇなんで?」などと何度もしつこく聞かれる。
- 「あの人鬼滅嫌いなんだって~。ありえな~い。」などと大勢の前で吹聴される 。
というような行為をされるのであれば、確かに嫌がらせでしょうし、ハラスメントといえるのかもしれません。
ただ、単純にたまたま話の中で流行しているものや好きなものについて聞かれ、それが複数の別人にたまたま何度も聞かれたというだけなのであれば、それは嫌がらせでもなんでもないでしょう。そういった、好みを聞く行為や視聴等を進める行為など、流行しているものに対しての話題なら鬼滅に限らず日常茶飯事ですよね。
とはいえ、好みを聞く側にも大問題があるのは確か
基本的に受け手側がハラスメントと表現することに問題があるのではという話を展開していますが、やはり聞く側にも大問題があります。
単純に「好きか嫌いか」「アニメやマンガを見たか否か」を聞くだけならいいのですが、そこで否定的な意見が来た時に、
- 鬼滅のが面白い
- 鬼滅が苦手という意見自体を信じられないというような言い方をして否定する
というのは明らかに人の好みや考えを否定する行為であって、してはいけないことです。
結論
以上を踏まえると、キメハラだと豪語する人に聞きたいのは、
「あなたは今までの人生において、世間で流行していることや自分が好きなものについて、他人にそれを知っているか聞いたことや、それを薦めることを一度もしたことがないのか?」
ということです。
おそらくそんな人は少ないと思います。
流行に興味がなく、他人と趣味を共有することに興味もわかないという、そもそも人との交流自体が嫌いで、周囲に上手く話を合わせる程度しかしないという人ならば一度も上記行為をしたことがないということもあるかもしれませんが…。
自分が好きではない、もしくは興味のない鬼滅の刃についての話題を振られることをハラスメントだというのであれば、鬼滅に限らず、ある流行っているものや好きなものについて、それらに興味のない他人へその話題を振ることや薦めることも当然ハラスメントだといえます。
私のように俳優やら女優やらアイドルやら、芸能人に興味がない人間に対して
「え?誰々だよ?知らないの?」
「芸能人知らな過ぎじゃない?~なんて超有名じゃん?」
というような、誰でも言いそうな言葉ですら、不快だと私が思えばハラスメントといえるということになります。
つまり、
他人にそういう話題を振ること自体をしてはいけないという話になる
のです。
したがって、過去にそういう、何かの好みを聞いたり、勧めたりする行為をした覚えがあるのであれば、確かに聞いてくる側の態度に上述のように問題がある場合もありますが、その行為が数回起こった程度でハラスメントだ!などと被害を訴えるのは行き過ぎであり、それこそ自分の過去の行為を棚に上げていると言われれば、返す言葉もなくなるのではないでしょうか?
また、一般的にハラスメントと言われるパワハラやアルハラ、セクハラ、アカハラなどはどれも大抵、パワーバランスの上下があり、立場が下の者が受ける場合が多く、かつ逆らうと仕事や人間関係に不都合が起きることが危惧されて、結果逆らえない状態のまま繰り返されるということが多いものではないでしょうか?
職場等で鬼滅見てないとか、好きじゃないというだけで仕事に支障が出たり、人間関係にヒビがはいるのでしょうか?
上記のように明らかに嫌がらせと言われる行為をされているのでしょうか?
真の意味での同調圧力なんて存在していないのに、ただ「空気を読んでいるんだ」とか言って、自分の意見を言わないようにしているだけではないですかね?
鬼滅が好きかどうかなどという、所詮興味の有無について程度の話題においては、普通、はっきりと興味がないことや好きじゃないことを伝えたら、話を振ってくる人はいないのではと思いますし、たかがアニメやマンガの流行に乗っているかいないか程度でそんな露骨な嫌がらせを受けるのでしょうか?。
社会現象となっている以上、興味がないことについて知らない人から同じことを聞かれることは多々あるかもしれませんが、単純にそれをハラスメントといっていたら、人生ハラスメントだらけです。
嫌なことされたら、なんでもかんでもハラスメントというのは非常に危険だと思いますし、そもそも言葉の定義をみれば、使い方として間違っているような気がしてなりません。
また、
好みを訪ねる側も、感受性や考え方は人それぞれなので、そういった否定的意見を批判するような言葉を返さないという配慮をする。
これも非常に大事になります。
結局、聞く側も聞かれる側も言葉の使い方には注意していかないといけないのではないでしょうか。
以上、キメハラについて語ってみたつがらーでした(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました!!
よろしければブログ継続の糧にもなりますので読者登録もよろしくお願いします。
☟もし当記事が参考になったりしましたら、下記バナーもポチってくだされば嬉しいです。(ただのブログランキングです笑)
⇓ブログ村での読者登録はこちらからも可能です。