「自分で自分を決められるたった1つの部品だ。なくすなよ。」
出典
- アニメ：ガンダムユニコーン RE:0096 第9話
- 製作：サンライズ・メ～テレ
- 発言者：ダグザ・マックール
アニメ・シーンの概要
言わずと知れた機動戦士ガンダムシリーズの一つ、ユニコーンより。ユニコーンガンダムを含めて、本作のガンダムは変形機構があり格好いい上に、CGによるメカ、戦闘のリアルさと絵の綺麗さが目を引きます。
主人公：バナージ・リンクスに対して特殊部隊の隊長ダグザ・マックールが、自分の役割を果たすように言った後、自分の役割とは何かを知っているのはここだと、バナージの心臓（心）を指さして発した言葉です。
つがらーの思うこと
心は人がそれぞれ独自に持つもので、その人がそれまでの人生において培ってきた知識や経験が元になって構築され、行動や考え方の基本となるものですよね。しかも意外と脆くて、大きなストレス等を受けると心的外傷後ストレス障害（PTSD）という病名が存在するように傷を受けてしまう。場合によっては”心が壊れる”と言われるような、全くの別人になってしまったかのような状態に陥る可能性もあり、大事にしないといけないものであるのは言うまでもありません。そしてよく題材にされるワードでもあります。
心。それが実際にどこに存在するのかというのはおそらく哲学的な話で、考えているのは脳なので脳だということもできるのだと思いますが、やはり心はどこにあるかと言われたら心臓のある部位を指してしまう人は多いと思いますし、それが面白いところだなと個人的に思います。
そして今回の言葉。言っていることは対して特別なことではないと思いますが、心が大事であることを表現する言葉として、”心とは大事なものだからなくすな”と言われるよりも、個人的にものすごくしっくりきます。
言葉の並びというか表現が美しいと思い、今回ご紹介しましたが、皆さんはどのように思われたでしょうか。同じことを表現するにも、言葉の選び方だけでここまで変わるのかと感動する一言でした。
