わだばこおもう~つがらーの雑記ブログ~

日々の生活で思うことを綴る雑記ブログ。アニメやアニソン、ニュースの話題が多め

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撃ち抜くべきもの

「秩序は人を守るためにあるのです。」
「撃ち抜くべきは互いを疑う心です!」 

引用元

  • アニメ「甲鉄城のカバネリ」 第12話(最終話)
  • 製作:カバネリ製作委員会
  • 発言者:菖蒲

 

アニメ・シーンの概要

アニメ自体のご紹介は前記事にありますので割愛を。

↓ 前記事

己を誇れ! - アニメ・マンガの名言集

tsugarian-anime-meigen.hatenablog.c

 

 今回は 主人公たちの拠点になっている機関車「甲鉄城」の実質的な主たる菖蒲の言葉です。

市民たちから秩序を守るのがお前らトップの務めだと銃口を向けられつつ言われた時に返した言葉。

その後さらに銃を向ける相手を間違えてはならない、撃ち抜くべきものは本来は何なのかを言い放ちます。

 

つがらーの思うこと

今まさに新型コロナウイルスの蔓延によって外出の自粛や営業の自粛などが要請されるようになり、当然収入の減少や失職が起きています。さらには必至で働いている人に対しても罵詈雑言を浴びせたり、差別的な行動をする人がでています。そこで大事なのは秩序を保つこと。これが崩壊すればどんどん治安が悪くなるわけですが、この秩序は誰かが陣頭指揮をとって守ろうとするものでも、上から指示をだして守らせるものではないという本質をついている言葉だと思います。

 

では秩序を守るにはどうすればいいのか。その答えも示されています。互いを疑うことやめる。これに尽きるわけですね。結局、誰が悪いのか、誰のせいでこうなったのか、ある人の行動が遅かったからではないか、指示が悪かったからではないのかと人を疑ったり責めたりしても状況は変わらない、秩序を守りたいなら協力することが大事ということではないかと思います。

とはいえ、糾弾することが全く意味をなさないのかというとそうは思いません。それを指摘することで人の行動が変わることも、体制を変えられることもあるわけですから。ただしそれはその失敗を次に生かすため、これからを変えていくための建設的な意見として必要ということであって、誰かに責任を押し付けたり責任逃れするためにすることではないと個人的には思います。

 

心の中や仲の良い人といる時に、そこにいない第三者に対して悪態をついたりするのは、人ですから誰しもするでしょうし、ストレス発散として良いでしょう。ただこれを当事者や目の前にいる人に対して、建設的な意見としてではなく、憂さ晴らしなどを目的として行うとただの攻撃になり、そこで闘争が起きて秩序が乱れる。

実際に今回のコロナ騒動に際して他人を攻撃しているような人たちにこそ、わかってほしい内容だなと個人的に思います。

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